Kei_北の鴎党いろいろぐ

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終戦。

 こんばんは。今季もお疲れ様でした。

 ご覧のように、69勝70敗4分4位で終戦。最後の勝負弱さが鮮明に現れた格好になりました。それでも143試合消化試合なし。ギリギリまでハラハラしていただけに、悔しさと喪失感が終わった瞬間たっぷり出てきました。

 今季現地観戦した試合は3試合、4月13日、5月28日、7月19日の札幌ドーム3試合、いずれも敗戦。今季現地勝率は.000となりました。札幌で1-8とはいえこれはひどすぎましたねぇ。

 シーズンとしては、なんだか調子いいのか悪いのかよくわからなかったというところでしょうか。勝率ほぼ5割ですからそう思うのも当然かと思います。少し振り返りましょう。

 3,4月。先発崩壊の月。涌井、石川、ボルシンガーの三本柱が揃って不調。有吉に至っては怪我であっさりと離脱。二木は頑張っていたものの、やはり先発の駒が足りないのは致命的でした。また打線の方はというと、レアードが1人HRを量産していたものの井上が全然ダメで、他の選手も軒並みいまいちという中ではなかなか勝てません。結果10勝13敗1分とスタートダッシュに失敗。今季ここからかなり厳しい戦いになっていましたね。

 5月。令和になってすぐ。5月は11勝13敗。4月からあまり傾向は変わらず。あまり覚えてません。5割近い勝率を保ったとはいえ、貯金できませんでした。

 6月。交流戦1週目と2週目は各カード1勝づつしかできず。後半の広島・ヤクルト相手には2勝したものの、交流戦パリーグ勢唯一の負け越し。恥。しかし、残りパリーげ勢との試合になんと負けなしという、謎のムーブをかまして11勝12敗1分。5割くらい。

 7月。荻野貴司鈴木大地の1・2番が固まり、打線がよく繋がったと覚えています。それでも投手陣はお察し。7月は11勝12敗と、やはり5割付近。

 8月。3タテ食らわしたり食らったりを繰り返しましたが、後半は一足早い秋ロッテと思いました。結果14勝13敗1分と、たった1個でしたがここでやっと貯金を作れました。

 9月、前半は大変調子がよく、先発投手陣の活躍もあって、貯金生活したりと、逆転CSを夢見ていた、すごく楽しい時期でした。しかし後半、メラド4連戦に3敗してから一転。楽天との直接対決を落とし、あれよあれよと言う間に4位に逆戻り。結果CS逃しました。

 

 今季は終盤の大事な時期の大事な試合をことごとく落としまくったことに尽きます。ここ一番の試合に勝てるようなメンタルがないチームは、素の実力があったとしても負けます。また、戦力の薄さもやはり気になるところです。

 

 今季もお疲れ様でした。最終戦で胴上げ見せられた悔しさ忘れるなよ選手もファンも。

 

 あとマーティン選手。レアード選手。荻野貴司選手。鈴木大地選手。益田直也投手。どうか残ってください(土下座)。

 

 お読みいただきありがとうございました。福浦さん引退の件はまた書きます。

パリーグの灯。

 ご無沙汰してます。

 大学生の夏休みというものは長いもので、暇をだいぶ持て余しておりました。札幌でのマリーンズ戦は7月で終わってしまったので、結局この夏休みに野球観戦に行くことはありませんでした。

 9月11日終了時点でのマリーンズは、133試合を消化して66勝63敗4引き分け、貯金3で3位につけています。4位楽天が1ゲーム差で追走しており、CS出場に向けて負けられない戦いが続きます。それでも8月後半から9月にかけての調子のよさは目を見張るものがあります。調子の悪かった7月の頃とは全然違うなと思います。マーティンって神だな。そして先発が前半と違って相当頑張ってくれています。残り10試合、1戦1戦勝って、CSに行きたいです。

 パリーグ他球団に目を向けると、優勝争いが大変面白くなって参りました。6月28日以来ずっと首位を守って、最大で2位とのゲーム差を7つけていたソフトバンクが、ここにきて西武に抜かれました。現在のゲーム差は0.5。7月9日時点で8.5ゲーム差ありましたから、かなりの逆転劇と言えるでしょう。少しこれからの展開も予想してみましょう。

 西武とソフトバンクの直接対決はあすの試合が最後。最大のターニングポイントはそこになりそうです。すなわち、あすの試合に勝った方が優勝へ大きく前進するということです。もし引き分けたとすると(西武にマジックが点くとはいえ)本当に何も読めなくなります。そんなあすの試合の予告先発は西武が十亀、ソフトバンクは千賀。西武は厳しい戦いになりそうです。ちなみに西武とソフトバンクの対戦成績はここまで西12-12ソと、完全に五分。面白くなってきましたね。

 その直接対決以降のそれぞれですが、対戦相手別の残り試合数を見てみましょう。休養日のあやもありますが、一旦そこは考えないようにします。

西武:ロッテ5、楽天5、日本ハム1、オリックス1

ソフトバンク:ロッテ0 、楽天2、日本ハム5、オリックス5

 ソフトバンクにとっては苦手ロッテ相手(8勝17敗!!)の試合がもうないこと、5試合ずつ残っている日ハムとオリックスとの相性がいいことがポジ要素でしょう。一方の西武も(認めたくないけど)相性の良いロッテとの試合を5試合残していますし、残り1試合ずつの日ハム、オリックスとの相性も良いです。しかし楽天との相性があまりよくないのが気がかりでしょう。

 ソフトバンクは柳田や中村晃など、怪我で離脱した野手が戻ってきた一方、チグハグなブルペン起用で失点を重ねている様子があります。また西武は圧倒的な打力の一方で失点も多いという馬鹿試合体質があります。いくら失点しようがそれ以上得点すれば良いというのは真理ですが、打線は水物ですから、いろんな意味での怖さがあります。

 ここまでを考えると少しソフトバンク有利な気もしますが、終盤の2ヶ月弱で8.5ゲーム差を縮めましたから、本当に何が起こるかは全く読めません。

 

 また、CS争いもヒートアップしています。3位につけている我がマリーンズ。前述の通り楽天との差はわずか1ゲーム。そして直接対決は残り1試合です(9月19日ZOZOマリン)。両チームの戦力は概ね拮抗し、両軍の主な離脱者は間も無く復帰する荻野貴司様だけ。そこだけ見ればこのまま行けると信じたいですが、残念ながらマリーンズの残り10試合のうち5試合は大の苦手西武。さらにこちらも苦手のオリックスが2試合あります。オリックスは9月まだ未勝利(!?)で今日勝ったとはいえ相性的に全く読めません。一方の楽天は残り12試合。やや苦手とするソフトバンク戦が2試合、それ以外の相手との相性はそこそこですから、ちょっとマリーンズ不利なデータが並びます。ちなみに直接対決ではマリーンズの13勝9敗2引き分け。

 しかしそれは秋ロッテ。8月20日以降13勝6敗1引き分けとここでブーストをかけてきています。しかもその間千賀にノーノー食らったあの日以外で先発に負けが付いていない(!!)ので、このまま勢いに乗ってCSに行けるでしょう!!!

 絶対CS行くぞ!!!!!!

 お読みいただきありがとうございました。日ハム明日は勝てよ。

呪われの札幌

 昨日の日本ハム戦行ってまいりました。その試合の簡単なレポートをします。

 スコアシートは以下の写真の通りです。

ロッテ3-5日ハム

スコアシート M3-5F

はい。何事もなく負けました。これで自己3連敗、マリーンズ札幌9連敗です。まだ大学行ってから勝ってません。

 初回に先発二木が併殺取れない内野陣に足を引っ張られるような形でなべりょにタイムリーを許してしまうと、打線はなぜか加藤を打てない。その間にも先発二木は中田にHRを浴びるなど5回4失点、ちょっと厳しいものがありますね。札ド苦手なのかなと心配になります。

 打線唯一の見せ場は🍣でした。7回にレアードがノーアウト1塁からレフトスタンドにホームラン!!今期札幌ドームでは初となるホームランで2点を返しました。その時のスタンドは大盛り上がりでした。その時は楽しかったのですが、しかし見せ場はこれが最初で最後。だからつまらない野球って言われるんだよ。わかってんのかクソ打線。

 やっぱり札ドって呪われてますね。ここまで今期7試合やって1試合も勝ってないですから。いつになったら呪いは解けるのでしょう。永遠に無理そうですか。はいそうですか。

 

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 ファーストピッチに大学の先輩にあたる柴田夕見子さん役を演じる福地桃子さんがいらっしゃいました。とてもお綺麗な方でした(雑)。この後にクソみたいな試合が展開されることなど知らずに楽しんでました(乾いた笑い)。

 お読みいただきありがとうございました。今日はハムキラー千隼の登板。頼むから今日は勝ってくれよ。

お祭り

 ブログサボりました(白状)。

 オールスターも一つ落ち着いたところでちょっと気になったことを書こうと思います。諸事情により第1試合しかテレビ観戦できませんでしたがTwitterなどで第2試合のあのシーン拝見しました。

 物議を醸したのは阪神近本の三塁打の件です。なんJでは「忖度サイクルヒット」などという呼び方もされていました。実際の映像をTwitterからピックアップします。

https://twitter.com/hansin2018/status/1150008672875008000?s=20

 これは忖度とも言われかねないプレーですね。どうやらファンがレフトの西武秋山や日本ハム西川に前進守備を求めていたのに応じたという話もあるようです。これについては、「子どもたちの前で全力プレーを見せないとは何事か」などの批判も「お祭りなんだしいいのでは」と言った肯定的な意見も見られます。賛否両論というところでしょうか。

 僕はこの議題について自身の賛否を「なしではないがありと断言したくない」という微妙な位置においています。なんとも日本人らしい意見ですが、この問題がたいへん微妙な問題だと考えるからです。

 間違いなくオールスターは、年に一度のお祭りです。「球宴」なんていう漢字が当てられるぐらいですから。レギュラーシーズン関係なく、両リーグのスター選手が集まり野球を楽しむ。そんな日です。特に交流戦がレギュラーシーズンの一部として始まってから、セパ間の交流は盛んになり、オールスターの立ち位置はより「お祭り」に近くなっています。近本が達成した記録はあの古田さんだけが達成した記録ですし、その記録の達成を見たいのは当然と言えます。

 しかし、ファンというもの、忖度や緩慢なプレーを見に行きたい人はまずいません。これらのプレー、特に源田の中継プレーはちょっとおかしいなと思います。これでは子どもたちに全力プレーの大切さを説くことは気が引けます。だからと言って近本の記録の価値がなくなるわけではありませんが、それでもいわくつきのものになってしまうでしょう。

 賛成派も反対派もそれぞれの主張は理解できます。もう一つオールスターの位置付けを考えたいと思います。

 お読みいただきありがとうございました。19日札ド行きます。楽しみだ!!!

宝石のような・・・。

 本当は昨日のうちに書くべきだったのですが、気がついたらもうこの時間でした。笑

 昨日の試合はBS12チャンネルでの中継があったので、CSもパリーグTVもない僕でも見られたので、試合開始からずっと見られました。

 そんな日の先発投手は佐々木千隼。怪我に苦しみ昨年の1軍登板はなかった彼が、マリンのマウンドに帰ってきました。また相手日本ハムの先発は「マグヌス中村」こと中村勝。こちらも久々の登板で、日ハムファンの兄と「馬鹿試合になりそう」と話していました。僕も僕でなかなか荒れそうだなと思っていました。

 いざ試合を見ていくと、千隼のピッチングは素晴らしいものでした。かつてのストレートの球速はありませんでしたが、スライダーとナチュラルシュートのキレが良く、シンカーもよく落ちていました。低めのスライダーに清宮のバットが空を切る様子は爽快でした(別に清宮アンチというわけではありません)。結果千隼は7回5被安打1失点。その1失点は近藤のソロ(1号)だけでした。ここまで良いピッチングをしてくれるとは恥ずかしながら期待していませんでした。まさにこの一言に尽きます。

「宝石のようなチハヤが帰ってきた」

 

 それに応えたいのが打線。初回こそ中村勝の前に三者凡退に終わりましたが、2回から打線が活気を取り戻します。この回先頭のレアードが四球で出塁すると、2死まで持って行かれた後井上も四球、次の田村が一・二塁間をしぶとく破るタイムリーヒットで先制。綺麗なヒットとは言えませんでしたが、よく打ち、レアードもよく走りました。その直後の3回にお祭りが待っていました。この回先頭の目下首位打者荻野貴司が四球で出塁、鈴木大地がヒットエンドラン(ややラッキーな)でチャンスを大きく広げると、中村奨吾がまた四球で満塁。ここでマリーンズファンは「満塁はピンチ」と思うことが多いのですが、今日は一味も二味も違いました。4番レアードのボテボテのゴロ。しかしサードランナーはあの荻野貴司。あまりに速すぎる俊足を飛ばしホームセーフ!一時はアウトと判定されてしまいますが、リクエストで覆りセーフ。追加点は足でもぎ取りました。本番はこれから。5番清田。2球目のストレートを強振した当たりはレフトスタンドに突き刺さるグランドスラム!!「丸が来なくてよかった」は間違いでは全くなかったことを本人が証明して見せました。その後の攻撃には全く見所がなかったので、省略。斎藤佑樹をなぜ打てない。

 

 8回以降は中継ぎの松永、益田がきっちり抑え、6−1で完勝。大変爽快でした。We Are!!は千隼。慣れてない様子でした。大丈夫だ。これからたくさんやろう。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 これからもっと嬉しい思いをさせてやりたいです。まだまだこれからだぞ。千隼。

 お読みいただきありがとうございました。今日はブルペンデー。どんな継投、ピッチングをしてくれるかな?

トレード

 今朝何気なくニュース見てたら、こんな記事が流れました。

headlines.yahoo.co.jp

 高野トレードですか。

 2016年夏頃、速球を武器に中継ぎとしてチームに貢献していた姿は、よく目につきました。当時は「伊東帝国」のメンバーが軒並み怪我で離脱。セットアッパー南という条件下でした。その時の高野の威力あるストレートには夢を感じました。新・伊東帝国には高野がいる。そう思っていました。しかし翌年以降伸び悩み、今年の成績は2試合1回1/3を投げて防御率13.5と、全くと言っていいほどチームに貢献できていませんでした。新天地は阪神。環境を変えて、またあのストレートを見せて欲しいです。

 かわって阪神から来るのは石崎剛投手。こちらもストレートの良いピッチャーです。高野と同じような中継ぎでしょうか。ここ最近は怪我に苦しんでいますが、2017年オフの「アジアプロ野球チャンピオンシップ」にも出場し、中継ぎとして活躍した選手です。怪我が治れば大いに期待出来そうな選手です。マリーンズという新たな環境で、もう一度花を咲かせて欲しいですね。

 トレードというものは、寂しさも期待ももたらしてくれます。今はTwitter上では「マリーンズが得だ」と言われていますが、それはフタを開けてみないとわかりません。今はどちらの選手の活躍を願うばかりです。

 

 高野、マリーンズにいてくれてありがとう。阪神でも頑張ってくれ。

 石崎投手。千葉ロッテマリーンズへようこそ。これからよろしくお願いします。

 

 お読みいただきありがとうございました。1限?知るか。

お前が打たなきゃ誰が打つ

 昨日の夕方、こんなツイートが流れてきました。元は中日ドラゴンズ応援団のツイートです。

https://twitter.com/dragonsouendan/status/1145572752344010755?s=20

 中身は中日応援団が誇る名曲「サウスポー」の演奏を自粛するというものです。どうやら「お前が打たなきゃ誰が打つ」というフレーズが与田監督のカンに障ったらしいです。(以下中日スポーツのソース)

www.chunichi.co.jp

 

 私個人としては「何が悪いんだ」と思います。「お前」程度の言葉で目くじらを立てるようなことでは監督として色々気にしすぎではないかと思います。監督は現場のトップですから、細かいところも気になるのはわかりますが、同時に全体として重点的に見るべきところもあると思われます。ましてやドラゴンズは現在(7/1終了時点)セリーグ5位ですから、今は浮上のためにも選手のマネジメントに集中するべきだと考えられます。実際にツイッター上では与田監督の采配に厳しい目線が送られていますし、この件を皮肉ったツイートがいくつもなされています。

 また、「お前」という歌詞はどこの球団の応援歌でもよく歌い込まれる歌詞でもあります。マリーンズでいえば青野毅の「お前の一振りで 打線に火をつけろ」や、田中雅彦の「お前が打てばまぁ最高」のように(現在はない)。これらの表現の何が問題なのか、私にはよくわかりません。与田監督曰く「子供が歌うのはどうか」とのことですが、私としてはファンに年齢は関係ないと思います。子供だろうが不甲斐ないプレーをした選手には激を飛ばす方が良いと思いますし、誰だって少しぐらい「親目線」があったっていいと思います。

 あまり見ないセリーグの出来事とはいえ、プロ野球を愛する者として、応援歌のちょっとしたフレーズでこのような出来事が起こってしまったことは、非常に残念です。またサウスポーが球場に響き渡ることを楽しみに待つことしか僕にはできません。

 お読みいただきありがとうございました。午前休って最高だな。